Cloud Engineer Column

クラウド エンジニア コラム

複数のクラウドプラットフォーム使ってますか?

情報社会なので、「知識はあるけど未体験です。」みたいなものが多いですが、何事も自分自身で体験することは重要ですよね。

前回の記事でも書かせてもらった通り、昨今のエンジニアには、複数のクラウド・プラットフォームの知識が求められてきていますが、複数のクラウド・プラットフォームを触れておりますでしょうか。
ブログ等で紹介されていたサービスについて、知識ベースではなんとなく理解できている段階から実際に利用してみるきっかけになれたらということで、今回は、AWS・Azure・GCPにおいて、コストをかけずにどんなサービスをどれだけ利用できるかという点で纏めます。

無料利用枠

AWS・Azure・GCPを始めとしたパブリックのクラウド・プラットフォームは従量制課金になっていますが、無料利用枠があり、クラウド・プラットフォームを触ってみるのに利用しない手はありません。
この無料利用枠ですが、「サービスクレジット」、「期限付無料」、「無期限無料」の利用枠があります。

サービスクレジット

まずは、サービスクレジットですが、申し込み時(新規アカウント発行時)に、クレジットが付与されます。
とりあえず、利用してみたいサービスが後述の「期限付無料」、「無期限無料」の対象外となっているサービスの場合、サービスクレジットで優先的に利用することをおすすめします。
Azure、GCPそれぞれに付与されるクレジットと利用期間については下表の通りです。*1
AWSにはありません。*1

サービスクレジットの留意事項

・サービスクレジット内で全てのサービスが利用できるわけではありません。
例えば、AzureのSQL Data WarehouseというDWHのサービスにおいては、400DWUまでしかサービスクレジットでは利用できません。
・Azure、GCP共に、サービスクレジットで利用可能なサービスには、SLAは提供されません。

期限付無料

期限付無料ですが、AWSAzureが提供している無料利用枠で、アカウント作成時から期間内(どちらも12か月間*1)において特定サービスが無料で利用できます。
GCPにはありません。*1

期限付無料の留意事項

・サービスクレジットとは異なり、利用できるサービス自体が制限されている。
・利用できるリソース(時間も含む)も限定的。

無期限無料

無期限無料ですが、AWSAzureGCPそれぞれで利用することができます。
期限付無料に比べるとかなり多くのサービスがあり、利用してみたいサービスがこの枠にあるかどうか、もしくはこの枠内でどのくらい利用できるかは事前に確認しておきたいですね。
それぞれで利用できるサービスについて、代表的および注目度の高いカテゴリ(私個人の偏見ですが…)に絞ってカテゴリ別に纏めてみました。

未体験のクラウドプラットフォームを触れてみるきっかけになれたら幸いです。
ではまた。

*1:執筆時点のものになります。

はじめの一歩

はじめまして、新規事業開発室の木幡です。

私のコラムではAWS・Azure・GCPといったクラウド・プラットフォームを中心とした記事を書いていきます。

ゴールドマン・サックスのアナリスト、ヘザー・ベリーニ(Heather Bellini)氏によると、クラウド・プラットフォーム市場は今後、アマゾン、マイクロソフト、グーグル、アリババの大手4社が独占すると、見ているそうです。

まだまだアマゾンの市場規模は大きいものの、昨今のエンジニアには、複数のクラウド・プラットフォームの知識が求められてきています。

そのような環境の中でシステム構築やプリセールスのフェーズにおけるソリューションであったり、あったらよいなという情報を発信していきたいと考えております。

今度にご期待下さい。